シュレット・アジャステイング・プロトコール

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シュレット・アジャステイング・プロトコール

四肢のカイロプラクティックアジャストメント

カイロプラクターあるいはカイロプラクティック学校の学生が患者にカイロプラクティック・ケアを施す際に出会う最も一般的な四肢のサブラクセーション・パターンをあげ、これをアジャストメントし安定させるために、著者が実践しているプロトコールを紹介している。

著者マーク・シュレットD.C. 判型A4判/91頁 監訳者岡井 健D.C. 発行者科学新聞社 発行年2006年
本書の特徴
著者が20年以上にわたるカイロプラクティック治療、研究、観察を通して蓄積し発展させてきたアジャストメントとモービリゼーションをピックアップし、写真と解説で丁寧に誰にでもわかるように書かれている。「私のアジャストメント法は、最も分かりやすく言うと「頭より体を使う方法」である。読者のカイロプラクティックに関する経歴や教育のレベルに関わらず、誰にでも容易に理解できるよう簡単かつ簡潔に手順を説明した」

目次より
Chapter 1 足
Chapter 2 膝
Chapter 3 股関節
Chapter 4 四肢のアジャストメントに関する神経生理学的根拠
Chapter 5 手首
Chapter 6 肘
Chapter 7 肩
Chapter 8 肋骨のアジャストメント
Chapter 9 TMJ(顎関節)
Chapter10 患者が見て感じることのできるデモンストレーション

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著者のことば
私の実践するプロトコールは、まず脊椎のアジャストメントから始まる。その理由は様々であるが、主に筋力テストで最も正確な反応を得るためである。したがって、カイロプラクターは、まず最初に脊椎のアジャストメントを行うことが望ましい。

これらのプロトコールはテクニックに対する特異性はなく、実際にカイロプラクティックのあらゆる脊椎テクニックと併せて実施することができる。 ?脊椎をアジャストメントした後、(仰向けにできるだけ水平に寝た状態で)足、次に膝、そして股関節のアジャストメントを行うことを勧める。

そしてその後、手首、肘、そして肩のアジャストメントを行うことを勧めたい。私は通常、末端部分から隣接部分へとアジャストメントを行う。これは特に下肢部分において重要である、なぜなら末端の関節にアジャストメント/モービリゼーションを実施しそれが動くようになると、四肢関節のインジケーターに何らかの変化が現れるからである。

無症候性関節とサブラクセーションを起こしてない関節との違いが分かるようになれば、「固有受容器のノイズ」という概念を理解することは容易である。基本的に私がこのマニュアルのプロトコールで行おうとしていることはこの「ノイズ」を下げることである。これは侵害受容器の過剰発火を和らげることに関連している。

つまり、神経系の異常興奮中枢状態を緩和するということである。私は、まず最初に脊椎を治療し、そして足、膝、股関節へと治療を進め、それから手首、肘、肩の処置を行う。私の臨床経験から言うと、腕と足の3つの関節全てを検査し、適切にアジャストメントあるいはモービリゼーションしなければ、四肢における永続的な痛みの緩和や安定は達成できない。

(本書前書きより)