ドクター・シュレット「アジャスティング・セミナー」in 東京の中止と岡井健D.C.によるセミナー開催のお知らせカイロプラクティックジャーナル

  ドクター・シュレット「アジャスティング・セミナー」in 東京の中止と岡井健D.C.によるセミナー開催のお知らせ

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ドクター・シュレット「アジャスティング・セミナー」in 東京の中止と岡井健D.C.によるセミナー開催のお知らせ

ドクター・シュレット「アジャスティング・セミナー」in 東京の中止と岡井健D.C.によるセミナー開催のお知らせ

214年8月7・8日に予定しておりましたドクター・シュレット「アジャスティング・セミナー」in 東京は、シュレットD.C.からの申し入れにより中止となりました。既にお申し込みいただいた方、これからお申し込みを予定されていた方には、突然このような事態となり多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

このような事態となりましたが、シュレットD.C.を弊社に紹介し、またシュレットD.C.の四肢のアジャストメントの本DVDの監訳をされた、岡井健D.C.によるセミナー「「シュレット・アジャスティング・プロトコール-四肢のカイロプラクティック・アジャストメント-」セミナー」を急きょ、開催する運びとなりました。

内容は、シュレットD.C.の四肢のアジャストメントを中心とした実技セミナーで、脊椎の実技はデモをお見せするにとどめます。シュレットD.C.の四肢のアジャストメントに精通した日本人D.C.によるセミナーですので、ご検討いただいていた皆さまには、ぜひこの機会にご参加くださいますようお願いいたします。

今回の事態の経緯

7月上旬にJAC事務局長が、WFC事務局および関係者に対し日本で開催されるシュレットD.C.のアジャストメント・セミナーは一般人にカイロプラクティックを教えるものなのでなんとかするようにとの趣旨の文書と科学新聞社の広告を送付した。

その後すぐに、WFC事務局長から講師のシュレットD.C.宛に、参加者に認定カイロプラクティック教育受講者以外が含まれるセミナーを日本で開催することはWFC声明に反するのでやめるよう求めるメールが届いた。

また、シュレットD.C.のセミナー活動の主なスポンサーである会社から、日本でセミナーを開催した場合は来年のセミナーはすべてキャンセルするとのメールが届いた。シュレットD.C.からは、日本でセミナーを行いたい気持ちは変わらないが、スポンサーである会社との関係保持とWFCの影響力を考え、中止したいとの連絡がありました。

主催者といたしましては、日本でセミナーを行ったことがシュレットD.C.の今後に多大な悪影響を与えてしまうのであれば、強く引き留めることはできないと判断し、中止を決定致しました。

WFCは、この件で2009年付けの政策声明をシュレットD.C.に送りましたが、私共にとってこれは初めて目にするものでした。2010年7月12日現在、WFCのホームページにも掲載されていません(※注)。

声明文は、「カイロプラクターは、認定カイロプラクティック教育(CCA基準およびCSC基準)を受けた者以外に対して、カイロプラクティック技術を教えてはならない」としています。

「カイロプラクティック・セミナーの対象者問題」は、これまでも日本では大きな波紋を呼んできました。今回の顛末に対して私共は憤慨に堪えない思いです。期を改めて問題の在処を明確にし、解決策を探って行きたいと考えております。

この度は、臨機応変に対応してくださった岡井D.C.に感謝し、皆さまのご理解をお願い申し上げたいと存じます。

(※注)その後WFCウェブサイトにCourses by Chiropractors for Non-chiropractors in Joint Adjustment and in Clinical Skills except Joint Adjustmentとして掲載されました。
2010年7月14日
科学新聞社 セミナー係

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