これまで、「脊柱および四肢のモーション・パルペーション」や「カイロプラクティック・ノート」など、様々な著作を残してきた中川貴雄D.C.が、新刊出版のための準備に入り現在鋭意奮闘中です。多くの勉強会やセミナーで紹介してきた、四肢へのアプローチ法がまとめられた一冊になる予定です。

先日、その撮影が行われましたが、撮影枚数はざっと300カット+α。1日で撮り終えるためには、かなりタイトなスケジュールが設定され、関係者一同「これホントに1日で終わるの?」と心配しながらのスタートとなりました。1カット、1カットのために、ベッドやカメラマンの位置を調整し、いかに効率よく、撮り忘れのないようにするかなど、全員で考えながら撮影は着々と進められました。モデルさんは午前、午後で変わりましたが、先生、カメラマンさんはほとんど休憩なし、先生のオフィスのスタッフ、撮影を見学に来た人たちのサポートもあり、午後6時、無事撮影は終了いたしました。皆様、本当にお疲れ様でした。

中川先生のアプローチ法は、老若男女を問わず幅広く適応できることは勿論のこと、術者への負担も最小限であることが一番の魅力ですが、それに加え今回は、四肢それぞれの部位の構造や特徴を上手く取り入れた方法が多数紹介される予定です。また今回撮影した写真に、先生自身がピンポイントで矢印等を書き込むなど、微細な加工が施され、詳細な説明とともに、読みやすく実践しやすい内容になること請け合いの一冊です。

完成まで、まだしばらくお時間を頂戴いたしますが、出版時期が決まりましたら可及的速やかに本カイロ-ジャーナル・ドットコムでご紹介いたします。何卒よろしくお願いいたします。