「さあ、ソウルナイトに行こう!」カイロプラクティックジャーナル

  「さあ、ソウルナイトに行こう!」

カイロプラクティック、オステオパシー、手技療法の最新情報、セミナー案内、関連書籍・DVDの販売

カイロジャーナル TEL.03-3434-4236 〒105-0013 東京都港区浜松町1-2-13江口ビル別館

岡井健DCのI Love Chiropractic ! 「さあ、ソウルナイトに行こう!」2019.09.22

毎年9月になると、あっという間に年末まで、駆け足で時が過ぎていくような気がします。歳を重ねるほどに、それは加速していきますね。恐ろしいものです。さて皆さんはこの秋、何か楽しみにしているイベントはありますか? 私にはたくさんあります。その中でも、11月 30日に東京で行う私のマイプラクティス・セミナー、カイロプラクティック・ソウルナイ ト、そして翌日の私のマイプラクティス・テクニック論セミナーは、とても大きな楽しみとなっています。既に準備を始めています。どのような内容にするか、もう既に決めてはいますが、最終的な形になるまでには、これから幾度も練り直しや変更が加えられることでしょう。

ソウルナイト、過去には250人集めたことも

今回、特にクローズアップしたいのは、カイロプラクティック・ソウルナイトです。これは私が発案して始めたものですが、随分と長い間続いています。初期には珍しさや、カイロプラクターを志す学生が、今と違ってたくさんいたせいもあってか、大変な賑わいを呈していました。一番多く参加者を集めたときは250名ほどにもなりました。歴代のスピーカーもそうそうたるメンバーです。現在は学生数の減少も大きな原因ではありますが、参加者が100名に達することがとても難しくなってきました。寂しいことです。

立場に縛られずに、誰でも気軽に。参加後に新たな決心も

ソウルナイトのことを知らず参加したことがない方、また、しばらく参加していないという方も、たくさんいることでしょう。ソウルナイトは、カイロプラクティックが好きな人、またカイロプラクティックに興味がある方なら、誰でも気軽に参加できます。一般の方も大歓迎です。主旨としては、カイロプラクティックが好きな人が、テクニックやフィロソフィー、出身校や学位、そして所属団体などに縛られずに、自由に参加して交流を深めると。ともに、いろいろな人のカイロプラクティックにまつわる話を聞いて、考えたり、触発されたり、さらに興味を深める場になることです。実際にソウルナイトをきっかけに交流が始まった仲間や、一緒に働くようになった人、そして、よりレベルの高い教育を受ける決心をした人もいます。

温度差、置かれた立場、状況の違いは当たり前

そういう話を聞くと、頑張ってソウルナイトをやってきて良かったなと思います。だけど折角参加しても、そのチャンスを十分に活かしきれていない方もいると思います。どうしたらもっと多くの方に参加してもらい、参加して良かったと思ってもらえるようになるのか、試行錯誤の連続です。世の中のすべての事象に対して、温度差というものは必ず存在しますし、それぞれ個人の置かれた状況などにも違いがあります。すべての方に興味を持ってもらい、満足してもらうことが不可能なのは承知していますが、どうせやるなら一人でも多くの方に参加してもらい、喜んでもらいたいものだと願っています。

とても一人の力では無理、毎回大変! その苦労話も聞いて!

何かしらイベントを企画、実行された経験のある方なら、おわかりになると思いますが、それって、とても大変なことなのです。子供の誕生会一つでも、とても大変ですよね。ましてや、このような大きなイベントになると、私一人の力ではとても無理、斎藤信次氏の絶大なるバックアップのもと、多くの仲間が気持ちよく協力してくれるから可能なのです。それでも毎回大変です。ここで、私の苦労を少々吐露させていただき、自分も協力したいという方が一人でも増えてくださればと願う次第です。

人気アーティストですら、人を集める難しさが

イベントの内容を考え、演者のブッキングをし、会場を押さえたり、ボランティアを集めて指示をしたりすることは、もちろん大変です。そして、当日に実際に計画通り実行するのも最後の最後まで油断できません。だけど、最も大変なのは参加者を集めるということなのです。ある人気アーティストがラジオで言っていました。いつもコンサート会場は満員御礼状態なのに、未だに開演前まで実は客席がガラガラなんじゃないかと不安になると言うのです。彼も最初は誰も客がいないところでライブをやっていたので、人を集める難しさを知っているのでしょう。

ドアは開くの、患者さんは来るの? たゆまぬ努力が!

私も初めて独立開業をしたとき、いつかあのドアが開き、本当に患者さんが入ってきてくれるのだろうか、と不安な気持ちになったことを思い出します。そういった不安を解消するには、コンスタントに努力をし続けるしかありません。魔法のような出来事は起こりません。とにかく地道に広報活動を行い、自分で直接人々と話をして、良い治療結果を残し、その他にもいろいろな努力を継続的に行って初めて、たくさんの患者さんが来てくれるようになるのです。人に来てもらうということは本当に大変なことなのです。

参加することが一番の協力

どなたでもソウルナイトに協力することは可能です。カイロプラクティックをより多くの方に知ってほしい。業界内の壁を少しでも壊して、いろいろな人と交流することで業界を盛り上げたいと思って参加していただくことが、一番の協力です。そして、可能ならご家族や友人、クライアント、患者、そして、カイロプラクティック仲間や徒手療法仲間を誘って一緒に参加してくれると嬉しいですね。ソウルナイトを一緒に盛り上げたいと思ってくださるのが一番嬉しいですね。

テーマは「新風」。気持ちを新たに

今回の「新風」というテーマに込めた想いがあります。少し停滞感があるカイロプラクティック業界。でもカイロプラクティックの魅力は、恒久的なものだと思います。ところが、われわれ愚かな人間は何かにつけて言い訳をしながら、目新しいものへと惹かれてしまうものです。そこで、カイロプラクティック業界にも新しい風を吹き込みたいと願っています。フレッシュなスピーカーたちが登壇します。ここで忘れていけないのは、新風を吹かせることができるのは、新しい人だけではないということです。長年カイロプラクティック業界で頑張ってきた人たちも、常に心と頭をフレッシュに保ち、熱いモチベーションで行動を起こすことで、いつでも爽やかな風を吹かせることができるのです。初心を忘れず、アクティブに生きるべきです。

老け込まずに心に刺激を!

私もいつまでも、自分はまだ若手だという意識を持って学び続け、業界のお役に立てるように頑張りたいと思います。まだまだ老け込むには早い。いや、一生考え方と行動だけは老け込みたくないですね。さあ、私たち一人ひとりが「新風」を吹かせるために行動しましょう。まずは、ソウルナイトで心に刺激を与えてみるのはどうでしょう。そして、周囲の方に ソウルナイトを通してカイロプラクティックにより興味を持ってもらうきっかけを作ってあげてみてはどうでしょう。この業界を元気にするのは、私たち一人ひとりの小さなやる気と行動力を結集させることなのです。さあ、皆で一緒にソウルナイトに行きましょう!

facebook公式ページへのリンク

長期連載中の記事

過去の連載記事