PAACメモリアルセミナー・荒木氏の講演に注目
カイロジャーナル84号 (2015.10.21発行)より
PAAC(パシフィック・アジア・カイロプラクティック協会)恒例のメモリアルセミナーが、今年も敬老の日を利用した9月の20日、21日の両日、盛大に行われた。
今年は設立40周年の節目の年であったが、敢えて記念イベントの体裁は取らず、例年2人の外部講師の枠も、JSC(日本カイロプラクティック師協会)会長の荒木寛志氏1人に絞り、初日は内部講師による講演と懇親会という運びで進められた。
初日の壇上に上がったのは、午前中が理事の土井武志氏、午後が今年度からSOTOジャパンの会長に就任した玉村祐介氏の二人。それぞれ「解剖実習から見えてきた治療テクニック」「SOTベーシックセオリー」をテーマに得々と話した。
2日目は荒木氏による「イメージ力と3軸ライン調整法」。荒木氏は近年その実力に裏打ちされたユニークなブログ等が注目され、JSCのセミナーやイベントは勿論のこと、至るところからお誘いのかかる人気講師。彼の講演だけでも聴講したいと、会員以外の参加もかなりあったようである。昨年の守屋徹氏に続き2年連続でJSCからの講師登壇となった。