5月28、29日の両日、米国ロスアンゼルスで開業する吉田美和DCによる「ボディスカルプチュアとダイエット」セミナー=科学新聞社の主催が、東京都港区で開催された。これまでアメリカンスタイル・トリートメント・シリーズとして、小児、産前・産後、更年期障害など、女性に関連の深いテーマを中心に、アメリカのカイロプラクティックの最新トレンドも含めた対処法を紹介してきたが、今回もそれに続き、女性の関心の高いテーマとなった。

ボディスカルプチュアのスカルプチュアとは、彫刻や彫塑の意味で、患者/クライアントの目的や希望を、粘土細工をするようにつくっていくという意味が込められている。特に姿勢は、全身的、また身体部位それぞれに焦点を絞り、正しい姿勢に変えていくための運動法や工夫が紹介された。O脚、X脚、外反母趾なども、スカルプチュアという観点から見ると、全体とのバランスや関係性がより明確になってくる。ダイエットに関しても、食の安全性や最新の栄養学の観点から、様々なポイントが伝えられた。

多くの項目を次々に練習する実技も充実していた。吉田DCは、エネルギッシュに全テーブルを見て回り、適切なアドバイスを行っていた。