米国の子供たちのCAM利用の実態調査
最近のカイロプラクティック研究から
カイロジャーナル89号 (2017.6.19発行)より
これまでの調査研究で、米国の子供の15~25%が慢性痛を抱えていることがわかっている。補完代替医療(CAM)の慢性痛への効果が期待される中で、米国で4~17歳までの子供にどの程度CAMが利用されているかの研究が行われた。
データは2012年の「国民健康聞き取り調査」が使用された。両親からの聞き取りによると、27%の子供がその前年に痛み(頭痛、腹痛、筋骨格系の痛み)に悩まされており、そのうちの21%がCAMを利用していた。痛みに悩まされなかった子供は8%がCAMを利用していた。女子の方が男子よりも利用率が高く、高収入の家庭で利用率が高かった。使われたCAMで多かったのは、栄養学的療法(食事療法とハーブサプリメント)(47%)、身体的療法(カイロ、マッサージ)(46%)だった。
( Acad Pediatr. 2017 Feb 20)
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