其の二十七 『先月やっさんに会ったこと、そして来月のJSCC学術大会から』カイロプラクティックジャーナル

  其の二十七 『先月やっさんに会ったこと、そして来月のJSCC学術大会から』

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斎藤信次残日録 其の二十七 『先月やっさんに会ったこと、そして来月のJSCC学術大会から』2018.10.21

西日本、北海道で自然の猛威、安心な場所なんてどこにもない!

9月に入って、あっという間に10日ほどが経過した。今年は西日本を集中的に台風が襲い、北海道では地震によって甚大な被害を被っている。被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げる。

久しぶりに、やっさんこと、小柳の公譽さんこと、泰博さんにあった

8月を振り返って一つだけ書き忘れていたことを思い出した。それは、久しぶりに「やっさん」こと小柳公譽(まさたか)さんと夕食を共にしたことである。なぜ「やっさん」と呼ばせていただいているかと言うと、初めてお会いした30年ほど前は、本名の泰博(やすひろ)さんだったので、飲んで調子に乗ると2学年上の先輩をつかまえて、何十年来の友人が如く、やっさん、やっさん、と呼んでいたのである。小柳さんに限らず、馴れ馴れしく呼ばせていただいている方々が両手両足では足りないほどいる。なめてる、と言われかねないが、無理に誰々先生と呼ぶよりよほど親愛の情を込めている。と、軽ーく言い訳も言っておこうっと!

やっさんと久しぶりに会って感じたのは、この人とはたまに会わないといけない、ということであった。とにかく懐が深い、榊原君のスケールの大きさとはまたひと味違って、話してて自分の今の状態が見えてくるというか、今お前はこうだよ、と言われているように感じるのである。やっさんといると無類の安心感を与えられる。今度はいつ会いにいこうかなぁー

10月6、7日、日本カイロプラクティック徒手医学会(JSCC)第20回記念学術大会

ひと月前の話のあとはひと月後の話! この前のブログにも日間賀島でのCDF合宿のことを書いたが、今度は来月の6日、7日に、同じ日本カイロプラクティック徒手医学会(JSCC)の主催で行われる学術大会の話である。今年はなんと20回の節目に当たる。この学会の立ち上げにも大きく関わったので感慨深いものがある。ミレニアムが騒がれ始めた頃の1999年10月10日、日曜日だったが体育の日(当時)でもあった日に東京・大手町の三井物産本社ビルで設立され、翌日の振替休日にかけて第1回の学術大会が行われた。

科学新聞社の記念事業、カイロジャーナルの創刊、学会の立ち上げ

1969年に「カイロプラクチックの理論・応用・実技」(当時。私が事業に関わってからはティツクと改めた)を発刊、カイロプラクティックの関連事業がスタートした。その20周年の記念事業が「カイロプラクティック・ジャーナル」の創刊、さらにその10年後の事業30周年、創刊10周年の記念事業が学会の立ち上げだった。ジャーナル紙上で1年かけて「日本に本格的なカイロプラクティック学会を」とキャンペーンを貼り、というか当時まだネットを利用するという状況にはなかったから、これしかなかった。

昔を懐かしんでばかりいても仕方ないが

そうして7月に、10月の学会の設立と第1回の学術大会開催で会員を募集した。あっという間に600人を超す会員と200名を超す大会参加者が集まった。20年前の古き良き時代である。今だったらこうはならなかっただろう。私も40代半ば、科学新聞社も社員が20数人いて、本業もバリバリやっていたが、学会も設立から10年ほどは私が事務局長、科学新聞社が事務局となり、ほとんどの雑用をこなした。その間のことを書き始めたらキリがないし、昔を懐かしんでばかりいても仕方ないので書かないが、学会に限らずカイロプラクティック界の昔話は業界が成熟していなかっただけ面白かった。今もそれほど成熟しているとは思えないが、昔に比べると愛嬌がない感じで、とても面白いとは言えませんな!

 

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