齋藤 信次から皆様へ
これからは顧問として事業をサポートします!
カイロジャーナル87号 (2016.10.15発行)より
前号1面、櫻井編集長の「今後の本紙指針」をお読みいただいて、感じ取っていただいた方も多数いらっしゃると思いますが、私、斎藤信次は6月末の科学新聞社第53期株主総会におきまして、代表取締役を退き、今後は顧問として『カイロジャーナル』および関連事業を幅広くサポートしていくことになりました。
私個人としましては、まだまだやりたいことも若干の計画もありますが、まずはこれまでお世話になった皆様方に心からお礼を申し上げたく、本紙面でひと言ご挨拶させていただく次第です。長い間、本当にありがとうございました。
私はつくづくついている男だと思います。ギャンブル漬けの惨憺たる学生生活、その挙げ句の果てに旅先での日焼けによる病院通い、民宿から借りたお金を返すために就いたアルバイトから、まさか38年もの長きにわたって居続けることになろうとは夢にも思いませんでした。
アルバイト時代の『科学新聞』の発送・購読管理に始まり、広告営業をすることになって、先代の池田社長から目をかけてもらい、その後はほぼ自由に振る舞わせていただきました。それまで名前も聞いたことのなかったカイロプラクティックの事業、さらに当時の科学技術庁からの受託事業など、今となっては本当にどれも苦労とはほど遠い楽しい思い出ばかりです。
休日に行われるカイロ・イベントに何も知らないまま駆り出され、そのときに出会った人たちとは未だに親しくお付き合いいただいております。また、科学技術庁で一緒に仕事をさせていただいた方々の中には、今では文部科学省や関係法人のトップクラスの方もいて、そんな方々から気軽にゴルフや酒席に誘っていただいています。このような関係はたぶん今後も変わらず続けていけるのだろうと思っています。
「今後の私のミッションは?」と考えたとき、カイロのことであれば、多少なりとも皆様より知識を持っていると思える部分もありますので、お役に立てるとしたら、それを提供していくことだと考えています。まだまだどこかでお会いする機会もあろうかと思います。今までもそうだったかもしれませんが、その際には科学新聞社の斎藤としてではなく、斎藤個人として気軽に声をかけてください。楽しみにしています。