斎藤信次残日録 其の五 『来客、依頼、問い合わせ』2017.05.11
「本題に入る前に、昨日のことで終わってしまった」
昨日は11時、15時、16時半の3件の来客と、私の部屋を主たる事務所としている日本カイロプラクティック徒手医学会(JSCC)の事務局長、木村功氏からの依頼、『動きの解剖学』の訳に対する問い合わせの処理で一日が終わってしまった。その間、問い合わせに対する関係者への電話などもあって、忙しかったわけではないが時間を取ることがなかなかできなかった。
11時は北海道は千歳で開業する吉田(雅信)君、ひと月に一度、出張治療で出てきたときにお土産を持って顔を出し、治療してもらって、お昼に蕎麦をご馳走(というほどでもないが、北海道ではなかなか美味しい蕎麦が食べられないということで)するというパターンが続いている。
15時は予定になかったが急に、そして16時半。これはアポがあってのことだったが、今日問い合わせのあった『動きの解剖学』の件であった。用件は違えども同じ本のことで同じ日に、やはり売れる本は違うなと思った。出版不況の中にあって科学新聞社も例外ではない。それどころか、よくぞこれだけ売れなくなったもんだなという感じである。そんな中にあって。既刊書の中で唯一と言っていいほど売上を落とさない本である。どの本にもそれなりのドラマがあるが、この本も幾つかのドラマを持っていて、私が手掛けた感慨深い本の一冊である。
長くなりそうなので、一旦切らせていただきます。
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