其の十六 『イヤじゃない忙しさ ②』カイロプラクティックジャーナル

  其の十六 『イヤじゃない忙しさ ②』

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斎藤信次残日録 其の十六 『イヤじゃない忙しさ ②』2017.06.30

「早いとこ遅れを取り戻さなきゃ」

あっという間に6月も今日で終わり。これから書こうと思っているが、6月はホントに忙しかった。予測できる覚悟した忙しさと、そうではないものが重なって、ブログの遅れはとうとうひと月になってしまった。

月曜日(5月29日)からはジャーナルの作業が待っていた。今年度(来年2月号)でジャーナルの紙の発行を休止することを決めたので、そのことを知らせなきゃいけないし、広告の締切に合わせ、続々というほどではないがこれも重なると結構整理するのに時間がかかる。そうこうしているうちに今月に入ってしまった。今月は忙しいことが初めからわかっていた。

1日は昼までで仕事を切り上げ、仕方なく、本当に仕方なく、今は誰も住んでいない実家のある蔵王の麓、宮城県の白石市に向かった。理由は実家のある区域が地租改正(いつのこっちゃ?)以来の地籍調査区域に入ったので、31日から2日までの間に行う説明会に出席するようにとの案内が届いたからだ。

兄から「その間、都合が悪いんでオマエ行ってくんない!」と連絡が入り、「オレすか?(アニキよりオレの方が忙しいと思うんだけどなぁー。まっ、いいか。実家のことだし取り敢えず行くかと思い) いいよ!」となって、この日を選んだのである。19時からの説明会に臨んだが、おおよその説明を聞き質疑応答となったら、訳のわからないオッサンがここぞとばかり固定資産税のことやらなんやら持ち出して、いつまでもグダグダ食ってかかっているので、もうおおよそのことはわかったし、「こんなところで己を出すな、いい加減にしろ、オッサン!」とばかりにさっさと会場を出た。帰りの新幹線はガラガラ、快適、缶ビールでカンパーイ!

2日はジャーナルの作業で櫻井が来社(室)、夜は今や姿勢評論家としての地位を確立した感のある碓田拓磨君と、久しぶりに(モト山本が羨む)サシ飲みをした。こうしてみると、やはり私は時間がないのではなく、酒席に割く時間が多いんだなぁーとつくづく思う。

そうして3日早朝、ロサンゼルスから台風一過ならぬ一家、吉田美和ファミリーが来日(帰国)した。ここから夕刻に中川夫妻、スタッフの小野と会うところまでは割愛させていただくが、朝食、博品館、ホテルのチェックインと結構忙しかった。そして19時、中川さんと美和ファミリーが浜松町駅で会った。

それからこの日は、お昼に四国・高松から中井佐由里ちゃんが前回(2月)の中川勉強会のDVDを見にきた。当然、美和ジュニアたちと遭遇したわけだが、ジュニアたちは全く人見知りせずに話しかけていた。美和のしつけか、はたまたアメリカで生活しているとこうなるのか、どちらにしても、程度の問題もあるが人見知りされるよりは、よほど楽である。

4日は中川勉強会「中川貴雄の臨床応用」と榊原ゼミ「スポーツ・カイロプラクティック」。会場を行ったり来たり。これができるように、私が企画するセミナー・勉強会は浜松町界隈で行うことにしている。午後に美和ファミリーが故郷・新潟に向かうので、東京駅の往復があったが、このあとの懇親会(モト山本が仕切った、ただの飲み会)も含め、世間が休みの日も浜松町界隈にいた。

この40年でどれほどの時間、浜松町界隈にいたのだろう? ほぼ1年前に社長退任のサプライズ・パーティーをやってもらった世界貿易センター地下の「ワインコーナー」に、この40年で300回を優に超える回数行っている。別に数えていたわけではない。入社間もなく会員になり、そのカードを提示すると店に行った回数が控えに印字されてくるのである。200回を越えると常連ゴコロをくすぐるためか、会員カードが別物になる。今度、これまで入れたボトルの本数も記録されているのか聞いてみよう。

社長退任のサプライズ・パーティー

今回の書き出しと一緒だが、月曜日(6月5日)からはジャーナルの作業が待っていた。火水と櫻井が来て作業をしていった。私も同様だったが火曜には北海道千歳の吉田(雅信)の訪問を受けたり、水曜には科学技術広報財団の理事会があり、なんとなく一つのことに集中せずに済んでいい感じだった。広報財団は公益法人で、科学新聞社の社長をしているときから理事を拝命していて、顧問となった今でも日頃お世話になっている理事長からのお声掛かりでお引き受けしている。

そうして週末、9日の金曜日となり、新潟の美和から翌日からのセミナーのハンドアウトのデータが届き、セミナー準備。夜の9時になって美和が東京に入ってきた。チェックインさせ、打ち合わせの名を借りたサシ飲み。昔からそうだが美和もそこそこ飲める、というかかなり強い方である。ついつい杯が進み、かなりいい気持ちに! オーダーストップを知らされ、やっとお開きとなった。翌日からに備えるどころか結構いい時間になっていた。

10日、美和のセミナーが始まった。セミナーが始まるとある種、落ち着くというか、あとはアクシデントだけ起きないように気を遣うだけなので、始まる前に比べてかなり楽になる。「始まったら楽になるなんて、冗談だろ! いつも気楽に振る舞っているじゃないか!」と思ってる人も多いと思うが、実はそうなんですよ!

美和はLACC(ロサンゼルス・カイロプラクティック大学、現・南カリフォルニア健康科学大学)でクリニシャン、スーパーバイザーの肩書きで学生たちの指導にあたった経験を持つだけあって、座学にしてもデモにしても堂に入った的確な指導をする。1年に一度の、それもファミリーの面倒見付きの、他の講師とはひと味もふた味も違った接待を必要とするイベントだがが、子供たちの成長も見て取れるし、なかなか面白い経験になる。

アメリカントリートメント2017

初日のセミナーも終わり、セミナー会場と同じ建物内で20数人が参加した懇親会、さらに10人ほどの二次会と流れ、無事この日を終えた。

本稿も中途半端だが、このあと諸々やらなければならないことがあるので、今日はここまでにさせていただく。ここでやっと遅れが3週間、来週早々には2週間にして週末には1週間にできたらいいなぁー

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