JSCC主催 第3回CDF、初の合宿形式で開く!カイロプラクティックジャーナル

  JSCC主催 第3回CDF、初の合宿形式で開く!

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JSCC主催 第3回CDF、初の合宿形式で開く!

  

本サイトの「残日録」でも紹介されているが、8月19(日)・20日(月)の2日間、JSCC(日本カイロプラクティック徒手医学会)主催、3年目を迎えるCDF(カイロプラクティック・ディスカッション・フォーラム)臨床ゼミナールが、初の試みとして合宿形式で愛知県知多半島沖の日間賀(ひまか)島で開催された。CDFの提案者で、初回からずっと企画から実行までを切り盛りしている同学会理事で、企画広報担当の伊澤勝典氏にそのときのもようをレポートしてもらったので、これを紹介する。


今年度のCDF(カイロプラクティック・ディスカッション・フォーラム)を終えて
JSCC理事・企画広報部 伊澤勝典

討論形式のCDF、今年は合宿形式で開催となりました。8月19、20日の2日間、今年度のCDF臨床ゼミナールが、愛知県知多半島沖の日間賀島において、初の合宿研修スタイルで行われました。学生時代に経験のある方には馴染みのある、夏休みにゼミ仲間とともに泊まりがけで勉強するというイメージで、我々の業界でも昔は夏期合宿のような研修が行われていたことを思い出します。

講師は「キケンじーシン」チャン、鈴木喜博氏

講義中の鈴木喜博DC
圧倒的な情報量の講義、スタート!

JSCCでは近年CDFとして、参加者がともに討論しながら皆で勉強する研修を模索してきましたが、今回新たな試みとして合宿型での臨床ゼミナールを企画してみました。講師と参加者の距離がとても近い中で研鑽できる場は、予想以上に参加者の臨床観に刺激を与える時間となりました。プレゼンターには、名古屋在住でこれまで業界の各方面で活躍してこられた鈴木喜博DCをお迎えし、2日間にわたる濃密で熱のこもった講義と技法を伝授していただきました。

カイロプラクティック・ディスカッション・フォーラム講師の鈴木喜博氏
鈴木講師ならではの緻密な考察

専門書以上の膨大な資料、講義は緻密、交流は深夜まで

鈴木先生は長年の臨床経験と研究から、近年は「きケンじーシン」チャン・セミナーを定期開催されており、今回の臨床ゼミナールは特別バージョンとしてまとめ上げていただいた内容でありました。テーマは「骨盤から下肢の検査法の提案-筋・腱・靱帯の状態を考慮しながら」で、参加者のために膨大な資料を用意して下さっただけでなく、その緻密な考察と洞察力、正確無比な検査法の紹介と、改善させるための技法の紹介に、参加者は釘付けになりました。

脚長差について詳しく解説する鈴木喜博氏
実技では入念な検査方法を解説

講義の時間だけでは足らずに、夕食(宴会)を終えたあと、深夜に及ぶ講師と参加者の白熱した議論は、正に合宿スタイルならではのものとなりました。また先生がまとめられた資料は、先生の臨床研究の賜物であり、その辺りの専門書籍の何十倍もの価値があることに気づくことができました。

カイロプラクティック・ディスカッション・フォーラムの様子
真剣に目、耳を傾ける参加者たち

有意義な経験、続編を望む声しきり、次回以降は

ときに、日々の臨床から離れ、環境を変えて、集まった仲間と同じ時間を共有しながら、講師の気合いの入った講義を体験する。これがとても素晴らしく有意義な経験となって、日々の臨床に還元されるということを改めて感じさせられた研修となりました。参加者からの感想はとても好評で、ぜひ続編をと望む声が大半を占めました。次回以降の開催の際には、より多くの先生方に興味を持って参加していただけることを望み、ご期待に添えるような研修を今後も企画したいと思います。

会場の愛知県知多半島沖の日間賀(ひまか)島のホテルで記念撮影
ホテル前での記念撮影

伊澤勝典 プロフィール
璃楽院 院長、
メンタルクリニック月下香庵 身体心理研究室 室長
日本カイロプラクティック徒手医学会 理事
日本TFT教会 顧問
御身呼倶楽部 主宰

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