斎藤信次残日録 其の三十四「編集長、櫻井と編集整理、谷崎」2019.03.13

ジャーナル後半になると、鬼の編集長、櫻井が颯爽と現れ、編集整理も宮永、内田両氏から谷崎へとバトンタッチされた。私が書いた原稿はすべて櫻井を経由し谷崎へ渡っていったので、記事については編集長に割り当てられた分を書いて入稿したら、それでお役御免、お任せするのみ、あとはジャーナルの製作費・送料の源、広告に専念するだけだった。
櫻井と谷崎のコンビネーションも悪くなかったと思う。後半のジャーナルの質は、私が記事をまとめていたときと比べると、内容が一段と濃くなっているのは一目瞭然だった。やはりこの手の新聞は、テクニカルなことを書けるライターがいると、メリハリの利いたいい紙面になるんだなと痛感した。発行人としては、自分が関わらずともいい新聞ができたら、それが一番! ハッピーこの上ないことである。
ジャーナルドットコム、肩書きコレクター、斎藤ルーム
ドットコムの原稿をまとめる作業だが、これがなかなかしんどい! 一人でやっているから仕方がないことなのだが、まだ紙のときの方が楽だったように感じる。すべての原稿が私のところに入ってきて、あろうことか私が慣れない編集整理をして、それで入稿しなければならない。その上にブログである。ドットコムばかりにかかり切るわけにもいかないし、あれも、これもと気が急くことが出てくる。
自分自身でも「何を考えてるんだ、オマエは! この、お調子者めが!」と呆れているが、60代半ばにして5つの肩書きを持ち、以前から1日の大半を電話やメール、そして来客の対応で過ごしていたが、最近は私が命名したわけでもない「斎藤ルーム」(セラピーウェイのHPで発表)を紹介してもらったお陰で、部屋の稼働率が大幅にアップした。雑用繁多で「おとなしくしていた方が良かったかな?」と弱気になることもある。
「馬鹿者、何を甘えているんだ!」と自分を戒めても、己にはめっぽう甘く生きてきたので、てんで迫力がない。よし、それならとことん己を甘やかそう!「赤海、ということで、悪いけどしばらくドットコムの作業、休ましてもらうわ」と言えたら、どんなに気が楽になるだろうなぁー
いかん、いかん、全くそんなことございませんから
他愛ない妄想をしてしまった。そうできたらいいのにと思ったところで、どうせできないことを、あれこれ考えてしまった。全くそんなことございませんから、ホントに! だって、「斎藤ルーム」だって多目的に使おうと思って、ちょっとだけど手を入れたんだし、ということは、それなりに費用も掛けたんだし、マジに皆さんに気軽に立ち寄ってもらえたらと思ってしたことなんですから。
こんなこと書くはずじゃなかったのに
ブログを書かなきゃと思ってPCと向き合ったときには、こんなことを書くつもりは全くなかったのに、書き出したら、最近の出来事から新聞づくりになって、結果こうなってしまった。まだまだ修行が足らんのぉー