其の十七 『赤海、手を抜いてるわけじゃないからね!』カイロプラクティックジャーナル

  其の十七 『赤海、手を抜いてるわけじゃないからね!』

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斎藤信次残日録 其の十七 『赤海、手を抜いてるわけじゃないからね!』2017.07.26

「ホントになかなか書く時間がないんだ」

どうもおかしい? もっとすんなりブログを書けるはずだったのに、文章を書かない赤海(レッド))に「もうちょっと頻度を落としてください」と言われてから、めっきりペースが落ちてしまった。私は「それ行けぇー」と自分にムチを入れないと調子が上がらないタイプなだけに、その特性をつかんでいないレッドの制止によって、上手く行きかけていたものが完全に崩されてしまった。「♪崩したレッドが悪いのかぁー、崩された私が悪いのかぁー(中略)そぉーんなブログに誰(だぁれ)がしたぁー」、なーんて懐かしのメロディーを口ずさんでる暇があったら黙って書けってか、その通り! 誰を恨んでも仕方ない、よぉーし!

とにかく6月11日から行けるところまで行く。それが今回のテーマだ! すべてにエピソードは付いているが、書き始めたらまたキリがなくなる。まずはこの一週間ほど前まで追いつかないと埒が空かない。

11日は美和セミナーの二日目だったが、マイオフィスでは丸山の神経学ゼミがあった。ウチのイベントはここのところ、オフィスから徒歩5分圏内の近場でしか行っていない。ここ2、3年のことだがイベントがカブることが多くなった。他社のものとではなくウチ主催のもの同士でである。行き来を考えてのことだが、双方にお集まりいただいている参加者の方々のご尊顔を拝するためにはこれしかない。フルタイムいたいのは山々だが、科学新聞社がというよりは、私が主催している形のものが多く、人手不足を解消するためにはやむを得ないのである。

このイベントのときに無類の力を発揮してくれるのが、前述のレッドである。ここで世話になってなければ、ブログに対する茶々など聞く耳は持たなかったのだが、これもギブアンドテイクと呼べるものなのか? どうも違うような気もするが、まっいいかぁー

12日はロサンゼルスに帰る美和ファミリー(ジョニー・長男・二男)と朝から晩まで一緒だった。毎年のことだが、小学生の三男と四男は日本の小学生が夏休みに入るまでのひと月あまり、新潟の小学校で授業を受けるため残った。あとで書くことになるが、この子たちを東京駅でピックアップして羽田空港の国際線ターミナルから送り出すのも私のミッションになっている。この日の午後、美和以外の3人は元気に渋谷に出かけたりしていたが、美和はマイオフィスでグダグダしていた。8時前には羽田の国際線ターミナルに行き、そこで最後の晩餐で締め、10時過ぎに搭乗口で別れお役御免となった。帰宅したら辛うじてまだその日だったが、フゥーッ!

13日からはジャーナルの最終作業が待っていた。ほぼ広告の作業だったが、ここに至っても毎度のことながら予定通りに作業は運ばない。そんなこんなで15日、16日にかけて印刷工場に入稿し、16日午後に校了(責了)となった。輪転機にかければ、あっという間に1万数千部の新聞は刷り上がり、結束されて出てくる。そのため印刷工場は、トラブル防止のためにギリギリまで待っての作業になる。これが速報性を持つ新聞の宿命だったのだろう! しかし、その速報性でネットには全く叶わない。活字離れが起こるのもむべなるかなといったところか! 悲しい話だが受け止めなければならない現実なのだろう。

17日は翌日の大阪での小倉セミナーのため、早めに大阪に入り表敬で顔を出せるところに顔を出し、夕方ラルゴコーポレーションの古賀さんのところに入った。ここのところの大阪での定宿は古賀さんのご自宅である。古賀さんはほとんど酒を飲まない。私とは対照的である。にもかかわらず、私のために仕上げのハイボールの用意をしてくれている。朝も私の寝ている間にトーストとコーヒーを準備してくれて、出来上がる頃に起こしてくれるのである。60代男性二人の朝、「♪モーニング、モーニング、君の朝だよぁー」

古賀さんのことは前にも書いたかもしれないが、東京本社と関西支社の違いはあれど、社歴39年の私の科学新聞社の先輩である。したがって、出会ってからその年月が流れていることになる。とにかく善人、こんなに良い人はそうそういない。私の交友関係の中の善人五指に入る。残りの方々の名を挙げると、「えっ」とか、古賀さんまで色あせてしまうので、ここでは言わぬが花と言うことにさせていただく。

18日は小倉さんの「クリニカル勉強会」。これは一昨年9月に東京、11月に大阪で、小倉さん自身が主催し、ウチが事務局をお引き受けして行ったとき、終了後に小倉さんの講義、実技に感動した数人の参加者がアンコールしたことから、小倉さんは全く同じテーマで内容を吟味し、満を持して大阪だけでの開催だった。しかし当日、アンコールした連中は誰一人として姿を見せずであった。彼らは一体何をしたかったのか? 当時、自分たちが主催するとまで言っていた。ただイベントを仕切りたかっただけなのか? 気合いを入れて大阪に入った小倉さんの落胆は大きかったろう!

19日夜は草加の古谷さんのオフィスで打ち合わせ、20日は櫻井が来室、21日は9時半から年に一度の健康保険の定期健診で、さあ行こうと外に出た途端もの凄いドシャ降りになり、傘などほとんど役に立たなかった。病院に着き検査着に着替えようとしたら、スラックスも靴下もビチャビチャで、健診が終わってロッカーを開け取り出そうとしたらまだかなり重かった。とても乾いているという状態ではなかった。結局は体温で乾かすしかなかった。

昨年、社長を辞めてから健診の数字が急に良くなった。今回の健診も以前とは比較にならないほど安心して出かけた。結果は今月の中旬にわかったのだが、やはりまあまあだった。これだけ酒を飲んでも、不摂生をしても数字は上がらない。やはり体調を崩す一番の理由はストレスなのだろう。社長在任時にそれほどストレスフルとは感じていなかったが、辞めて数字が落ち着いたことには、鳩が豆鉄砲、キツネにつままれたような心地だった。

取り敢えず10日文書いた。ボリュームもボリュームなので、ここで一旦アップしてもらう。今日中にさらに最低10非分は書く! それでいいですか、レッドさん?

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